このページでは、日本各地に伝わる物の怪に纏わる物産を、物の怪観光が誇る物怪博物館コレクションの中から毎回一点づつ紹介してゆきます。




沖縄を代表するモノノケといえばなんといってもキジムナーだろう。ガジュマルの木の精と謂われるキジムナーは沖縄の人達の間で今も語り継がれている。本州でいう河童や、北海道のコロポックル同様、悪戯もするがどこか憎めない愛らしい存在である。キジムン、セーマ、ブナガイ、ミチバタ、ハンダミー、アカガンター等とも呼ばれる。キジムナーは魚を捕るのが上手で、しかも捕った魚の目玉しか食べないので、仲良くなると魚には困らないと謂う。東北地方で謂う座敷童のような性格も併せ持っており、これの住み着いた家は富み、いなくなった家は衰退するとも謂われている。地方によって性格や特徴は多少異なるものの、その知名度はピカイチでとにかく沖縄地方では非常にポピュラーな怪である。そんな沖縄を代表するキジムナーなので当然物産だって作られている。今回紹介するのは沖縄のハブボックスというショップで制作されているキジムナーのTシャツである。ハブボックスのTシャツは沖縄旅行をした人なら一度は目にした事があると思う。Tシャツ作り20年のキャリアを持つ、沖縄の有名店だ。ここの手掛けるキジムナーの柄はシルエットのみのシンプルなデザイン。しかし毛むぐじゃらの体、片手に提げた魚等、特徴をよく捉えている。色は白地に赤い絵の入った物と黒地に赤い絵が入った物がある。さすがこの道一筋の専門店だけあって素材も着心地も良い。単なる観光地のお土産Tシャツと違ってスタイリッシュでユニークなので、是非全色揃えておきたい。他に暗闇に潜むキジムナーをあしらった「みんたまきじむなぁ〜」やサンシンを弾く「島唄きじむなぁ〜」等もある。物怪物産としてはシーサー柄や、おそらく物怪物産史上初の商品化と思われる「ヒージャーマジムン(羊の魔物)」Tシャツもあるので要チェック!ネット通販もしているので、沖縄に行けないという方でも購入する事が出来るので嬉しい。価格1900円〜。写真の物は数年前沖縄を旅行した方に戴いた物なので、今の物とは多少デザインが異なっている。最新のデザインのチェックと購入はhttp://www.habubox.com/まで。