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このコーナーでは、毎回巷にあふれる様々な商品の中から、その存在自体不思議な物の怪テイストのアイテムをエッセイ風に紹介します。
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今、世の中は積み木ブームなのだろうか。家具やアクセサリーもユニット組み替え式の物が多く出回っている。基本となる形を自分の使用用途に合わせて組み合わせるタイプの商品が氾濫しているように思う。玩具業界ではメディコム・トイのキューブリック登場をきっかけに、各社こぞって似たようなフィギュアを発売している。こういった形式のお手本とも言えるのが海外組のレゴやプレイモビルだろう。レゴはシステムの機能性を人形にもきちんと反映させており、その世界観は完成されている。プレイモビルは人形の着せ替えに重点をおいており、そのバラエティ豊富な所が魅力である。これらの商品は昔から日本にもファンが多い。しかし、我が国にも忘れてはいけない老舗の定番商品がある。カワダのダイヤブロックである。透明できらきらしていて宝石のようだからダイヤブロック。正直お洒落さではレゴにひけをとっているが、遊び易さでは負けていない。一度はめても子供の手で容易にはずせるようにと独自の工夫がなされているのだ。発売以来40年、日本玩具界で優良玩具の地位を不動の物とし続けている。そんな老舗がついにフィギュアの世界に参入した。ダイヤブロック用の人形を新しく携帯ストラップ等に展開したシリーズである。「フィギュアブームに便乗してなにも老舗が無理をしなくても。」と複雑な気持ちで眺めていると、中に何やら怪しい奴を発見。ホラーシリーズと名付けられた4種の人形はホラーっぽい概念でデザインされたまったくのオリジナルである。こういった仕事はおそらくメディコムのベアブリックの方が先だと思うが、チープな味わいがなんとも言えず、思わずこちらの方に軍配をあげてしまった。ユニバーサルモンスターや鬼太郎といったキャラ物も確かに魅力的だと思うが、個人的にはこういったなんとなく怪しいだろうという商品の方に惹かれる。リーダーっぽい黒い奴、青い奴がライバルっぽくて、全身緑だけど紅一点の女の子キャラ、真っ白い山海塾みたいな奴。とりたてて解説はないが、ここら辺が往年のミクロマンシリーズ等にも見られた「売れ筋あっても主役無し」って感じで懐かしいのである。
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