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このコーナーでは、毎回巷にあふれる様々な商品の中から、その存在自体不思議な物の怪テイストのアイテムをエッセイ風に紹介します。
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10月も半ばを過ぎると街は一斉に冬支度を始める。デパートにはクリスマスグッズが並べられ、テレビではクリスマスイベントの告知が繰り返し放映される。何故かクリスマスというイベントには、財布の紐を緩める効果があるらしく、ツリーやリースなどの装飾品は毎年コンスタントに売れているらしい。鰯の頭を柊にさして飾る家は見なくなったが、ドアにリースを飾ろうという人は結構多いみたいだ。かくいう私もクリスマスシーズンになると、この時期限定の商品についつい手を伸ばしてしまう。クリスマス限定ウォッチやスニーカー等々。「今年もよく働いたね。」とか言いながら自分へのご褒美と称して購入した物が如何に多い事か。こういった実用的な物ならまだしも、デパートなどに並べられたツリー用のオーナメントなんかにもよく心奪われる。昔、アジア雑貨店で購入した何故か背中に赤い羽の生えた「自ら飛んで来るサンタさん」オーナメント等はクリスマスのテンション無しでの購入はあり得なかっただろう。ふと我に返るのはお正月頃で、気が付けば後悔グッズだらけの家になっていたりする。それにも懲りず、今年も街の雑貨店に一歩足を踏み入れてみる。思わず手にしそうになってギリギリの処で踏み止まる事数回。そんな自分の目の前に飛び込んできたのが、このジェルジェム。最初ガラス製のおはじきみたいな物かと思ったが、これがなんとグミキャンデーのような質感の装飾グッズなのだ。ガラスやタイルにぺたんと貼るだけで一気にクリスマス気分いっぱいである。好みの場所に貼り、気に入らなければすぐに剥がせる楽しい商品だ。気になるのは汚れと吸着力だが、ぬるま湯で洗えば、何度でも使用可能だそうだ。形はツリーやトナカイ等数種類あったが、美しさでは雪の結晶タイプが一番だと思う。封を切らず、クリアーケースに整然と並べられた状態で飾っても標本みたいでかっこいい。使い方次第で用途の幅が広がりそうである。眺めて綺麗、触って不思議の新世代装飾グッズである。ちなみに口に入れても無害だそうだが、子供が間違って食べないよう、くれぐれも取り扱いには注意して戴きたい。
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