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このコーナーでは、毎回巷にあふれる様々な商品の中から、その存在自体不思議な物の怪テイストのアイテムをエッセイ風に紹介します。
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今やカプセルトイは食玩と並ぶコレクターズアイテムで、玩具店は勿論、デパートや書店等でも見かけるようになった。発売元は大手玩具メーカーは勿論、最近ではファッションブランド等も加わり、クオリティーも格段にアップしている。価格は200円が相場で、扱われる商品はキャラクター物が圧倒的に多い。こうなってくると、玩具店やホビーショップで購入する商品と大差なく、駄玩具としての野趣に欠ける気がしてしまう。しかし、そんな駄菓子屋世代の方達も心配御無用。ひとたびデパートからご近所に目を移せば、まだまだあるある。昔から男の子達を魅了して止まないスパイ道具や十手・警棒といった定番グッズ、マツケンサンバが流れる印籠や、「へぇ〜っ」スイッチといったブーム便乗型非公認グッズの数々。これら怪しげなグッズ達は今もどこかで作り続けられているのだ。こういった商品を扱うベンダーマシンを見つけるには、小学校近くの文房具店が狙い目だ。価格は当然100円。そんな魅惑のアイテムの中から今回紹介するのがこれ。エポック社が出している「恐怖ボトル」と「UMA未確認動物博物館」シリーズ。昔流行ったどっきり系スライムのリメイク版で、ボトルの中にスライムと共にコウモリや蜘蛛、モンスターの体の一部等が入っている。理科室のホルマリン漬け標本を思わせる怪しい作りで、悪戯好きな男子の心を上手くくすぐった仕上がりとなっている。内容物も秀逸で、恐怖ボトルの方は「コウモリ」「サソリ」「チェーンソー」「フランケンマスク」「ミイラ男のマスク」「吸血鬼の牙」「女郎蜘蛛」「半魚人の腕」「狼男の耳」「狼男の手」の十種類。UMAの方は「ニューネッシー」「キャトルミューティレーション」「カッパのミイラ」「灰色の宇宙人」「モスマン」「ツチノコ」「スカイフィッシュ」「吸血獣チュパカブラ」「謎の雪男」「シークレット(知らない人にはなんだかさっぱりわからない物)」の十種類である。個人的にはUMA物よりも、恐怖ボトルの方が狙いすぎてなくて好きだ。いずれもぬるめな造形なので嫌味がない。エポック社は他にも同じボトルシリーズで臓器が入った「モンスターの恐怖実験室」という商品も出しているが、このコーナーで取り上げるのはこの2点に止めたい。新学期、これを買った少年が、隣の席の気になるあの子を驚かす姿が目に浮かぶようだ。
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