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岡山県倉敷市は蔵の建ち並ぶ古風な佇まいと、西洋文化をいち早く取り入れたモダンな造りが調和した独特な風情をもった町です。江戸時代、天領として栄えた町は近代になって大店・大原家の七代目当主・大原孫三郎によって、広く世に知られる事となります。大原孫三郎は江戸時代より綿織物を商う大原家に生まれ、先代より引き継いだ倉敷紡績株式会社を成功させ、財を成しました。その後、中国銀行や中国電力等を興し、地域の経済発展に多大な貢献をする傍ら、資材を投入して、教育、福祉、医療、芸術等々あらゆる分野に於いても、功績を残します。私達絵画に携わる人たちの中では、日本初の西洋美術館である大原美術館を
創った人物としても有名です。この大原家の邸宅や美術館が掘割を挟んで立ち並ぶ一角が、美観地区と呼ばれる倉敷観光のスポットです。建物の殆どが商家の蔵で、町の名前の由来にもなっています。
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屏風祭は有名な美観地区ではなく、鶴形山の麓、本町、東町を中心に
30以上のお店や個人宅が参加して行われる。お化け屏風は老舗呉服店
"はしまや"の米倉を改装したスペース[夢空間はしまや]に展示された |
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美観地区と呼ばれる一角は鶴形山と呼ばれる小さな小さな山の麓にあります。この山の上には町の鎮守、阿智神社があります。ここの秋の祭礼に合わせて行われるのが屏風祭です。もともとは、この神社の祭礼の際、各家で商品を片付け、持っている屏風を飾り、花を生けて店頭を装飾したのが始まりと謂われています。一時途絶えていたものの、一昨年より復活しました。倉敷繁栄の立て役者大原家を始め、旅館、酒屋、畳屋等、様々なお店が自慢の屏風を飾ります。10月の第三土日曜日、美術館等の立ち並ぶ堀割沿いより少し離れた本町から東町がメインのイベントです。
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祭の舞台となる本町付近
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東町"はしまや"前から
見た鶴形山
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